90% vs 9人(パーセント/実数論争)

こんにちは、宮本です。

あなたはどちらが魅力的に感じますか?

①「当社のサービスは90%のお客様にご満足いただいております。」
②「当社のサービスは、10人中9人のお客様にご満足いただいております。」

どうでしょうか?

内容的には両方とも同じ意味ですが、
ほとんどの方は2番の方を魅力的
感じるのではないでしょうか。

これは
【フレーミング効果】
という心理効果を使っています。

「情報の表示のされ方によって解釈のされ方が異なる」
ということです。

多くの実験で明らかになったのは、
パーセント表示をすると、インパクトが薄まり
実数表示にすると、現実感が強まるということです。

実験1

精神科医に
「このような患者を退院させるか」
と尋ねる実験が行われました。

①6ヶ月以内に暴力行為を起こす確率が20%の患者
②100件中20件の割合で6ヶ月以内に暴力行為を起こすような患者

その結果、
①の質問で退院させると答えた精神科医は79%だったが、
②のように表現を変えると退院させると答えたのは59%
となったそうです。

実験2

以下のどちらが危険性が高く感じるか
という実験が行われました。

①死亡率12.86%のガン
②罹患した1万人中1286人が死亡するガン

その結果、
①よりも②の方が危険性が32%も高く感じる
という結果が出ています。

このように、数字の表記を変えただけで、
人に与える印象は大きく異なるのです。

 

では僕らマーケターはどうすべきか?

上で説明した通り、
パーセント表示にするとインパクトが薄まり、
実数表示にすると、現実感が強まります。

ですので、
伝えたいメッセージがポジティブな内容であれば、
実数表示にした方が、見た人に実感してもらいやすくなります。

  • 90%の満足度→ 10人中9人のお客様にご満足いただいています
  • 10%オフです→通常価格から1000円引きです

    そして、ネガティブな情報を伝える時は
    パーセント表示にしたほうがインパクトが薄くなります。

    • 100台中2台が返品された→返品率2%

    マーケターがお客様にネガティブなメッセージを
    伝える場面はあまりないと思いますが、

    必要な時はこのフレーミング効果を応用して
    パーセント表示で伝えるといいでしょう。

    ビジネスの現場においては、上記を頭に入れた上で、
    あとは表示する面積やまとまりを考えて
    どちらがいいか選択してみてください。

     

    ポジティブなメッセージ → 実数表示
    ネガティブなメッセージ → パーセント表示

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